Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

サンシーロ観戦記(南仏、北イタリア旅行記 11)

今日はセリエAインテルカリアリの試合を観戦した。地下鉄の駅から降りて歩くこと数十分、サンシーロの大きな円柱が見えてくる。中に入るとコンコースが全く魅力のない狭い通路でしかないのが残念だが、場内の巨大さは見事だ。

バックスタンド上段の自由席、案の定、日本人の一人旅の学生がいて、一緒に観戦することに。ちなみに彼とはこの後日ヴェローナでもヴェネツィアでも会うことになる。キックオフ間近、メンバーがコールされる。スナイデルディエゴ・ミリートが見られないのは残念だが、55番の長友佑都はスタメン出場だ。

キックオフ。昨年のヨーロッパ王者に長友が混じっているのは不思議だ。早々にインテルがあっさり先制する。知らない人のゴール。さらにインテル攻める。長友がファウルをもらい、いい位置でフリーキックを得る。これが決まったら日本では「勝利に貢献しました」と報道されるんだろうな。しかしエトーが大きくはずす。

キャプテンのサネッティボランチで献身的なプレーを見せている。フランスワールドカップの頃からいるから長いよなあ。将来はインテルかアルゼンチンの監督になっていそうだ。おっと、われらが長友が危なっかしいバックパス。ジュリオ・セザールマイコンが落ち着いてこれを処理する。長友はジュリオ・セザールに怒られる。右サイドから目の覚めるような鋭いクロスが続く。マ、マイコン…!レベルがハンパねぇ。

後半はエトーと長友の左サイドが近くで見られる。が、エトーは途中交代。後半ものらりくらりとゲームを進めたインテルが1対0の省エネで勝利。長友はフル出場だった。これからもがんばれ長友、イタリアで日本人がみなユートと呼ばれるようになるその日まで。