Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

ベルギーと福岡(ベルギー旅行記 1)

28日から3泊4日でベルギー旅行に出かけた。パリからブリュッセルはバスで約3時間の近さだ。ブリュッセルに3泊することしか決めていないノープランの旅だった。

ブリュッセルに到着すると、AUSMIPベルギー組、九州大の伸くんと合流する。われらがパリ組で九大のきょうすけも昨日から来ていて、彼らの非常勤講師の先生も福岡から遊びに来ていた。この九大メンバーに便乗して、伸くんにブリュッセルを案内してもらう。後ろをついていくだけなので気楽だ。

ブリュッセルはいかにもヨーロッパの小国の首都らしく、きれいにまとまっているという第一印象だった。旧市街で小便小僧、ワッフル、ビール博物館などを回り、途中パリに帰るきょうすけと別れ、昼間から客引きしている風俗街を通り過ぎて、伸くんの学校のセント・ルーカス建築大学まで歩く。僕は第一希望のパリに落ちたら通っていたかもしれない学校だ。パリの学校と比べると街に開かれている点がうらやましい。


夜はもうひとりの九大生のたくみの家で夕飯をごちそうになる。ちなみにベルギー組だけは寮暮らしではない。お手製のうまい海鮮風味のシチューをいただく。たくみはあっけらかんとしてチャラい所が愉しい。こういう人が留学に向いているのだろう。留学生は狭い意味での優秀というより、マイペースでキャラが濃くて面白い人が多い。

23時過ぎまで飲み、ユースホステルに帰る。今日は着いてからずっと九州の人たちと行動したが、顔の感じも言葉もまさに九州人を感じさせる人たちだった。ベルギーよりも福岡にきた気分だ。