かもめ食堂（スウェーデン、フィンランド旅行記 ８）

ヘルシンキを舞台にした映画「かもめ食堂」のロケ地を、律儀といっていいほどことごとく回ることになった。積極的に出向いていったのと、街を歩いているうちに行き当たったのと半々くらいだったか。

かもめ食堂。アルヴァ・アールト設計（大ウソ）。実際はカハヴィラ・スオミという名前。フィンランド人の経営するフィンランド料理の食堂で、日本語のメニューもある。客は地元の人と日本人が約3:7（？）という珍妙な光景だった。味もコストパフォーマンスも良かったので、滞在中に2回行った。ランチのセットで、ほうれん草のステーキ、パン、サラダ、ミルクサワー、コーヒーで8.6ユーロなどなど。

海沿いのカフェ・ウルスラ。ヘルシンキは海辺・水辺の多くが公園や広場など親水空間になっていて気持ちよい。

中心部にあるアカデミア書店。これは本当にアールト設計。さすがの美しいインテリアである。

そして、中央駅から電車バス徒歩合計で90分ほどお出かけして、ヌクーシオ国立公園。森と湖が広がる。僕が今まで訪れたヨーロッパのどこよりも、色彩、匂いなどが日本の自然に似ていると感じて、フィンランドの上高地と勝手に名付けた。