Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

誰とも話さない連休

4連休は短期のバイトをする予定だった。が、実際は会社側の都合で仕事がなくなった。自分はまだしも、例えば失業している中年の方がそのようなドタキャンに見舞われたら可哀想だ。ダメになったのなら、そうと早く言ってほしい。世界中のヤケクソはきっとこんな風に生まれてしまう?

というわけで急に数日ぽっかり暇になって、本日のタイトルに似た事態になった。けれど、これは好きな漫画家のたかぎなおこのコミックエッセイからとっていて、そこに込められた意味はネガティブなものではない。

全体的に天気が悪かったこともあって家にいる時間が多く、今月中旬に自分に発表が割り当てられた読み物を読んだりしていた。これが思ったより大変。

…最近まで、どのような意味においてもジョン・ソーン(1753-1837)をピクチャレスクの建築家だと考えるのは困難であった。彼はロンドンに新しく設立されたロイヤル・アカデミーで古典的な建築家として訓練を受け、南方へ従来通りのツアーを行い、…云々。

何となく散歩に出かけた日もあった。写真は撮っていないけど、特につつじが丘から野川を下って喜多見に抜けるコースは印象深い。豊穣なる緑、静穏なる流れの潤い。「街を歩くのが好きだ。ただ歩くのである。」

ゴールデンという形容は似合わない、静かに経過した連休だった。