Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

ぼくがたどりついたのは、、、


さんざん欲ばって ぼくがたどりついたのは
どっかで聞いたような、 サルマネのコンセプト



前回の記事の最後に「修論の迷羊(ストレイシープ)」と書いたが、そこまで迷いまくっているわけでもないのである。先日やっと、これでいけそうだ、という論文全体の構成の筋がはっきりした。

色々手広く調べてみたり試行錯誤を重ねてきたが、結局は原点に帰って、玉川上水と分水のひとつひとつの開設の経緯から沿革について、「いつ・どこで・だれが・なにを・どうした」ということを丁寧に追っていくことが、何より自分の論文の本質になるのだと気付くにいたった。そしてそのことで、今までの勉強の蓄積や足で稼いだ土地勘などが自然と収束してきた感覚だ。

(もっとも、自らをも傷つけかねないほどの、まるでアイスピックのように鋭い皮肉は見事だが、「サルマネのコンセプト」とはあまりに自虐的な表現で思わず苦笑いがこぼれる。)

目次案がほぼ固まってひとつの山を越えた感はあるが、いよいよこれからは時間との戦いになってくる。熱くクールにかけぬけられればいいけれど。