Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

アンフィールド(イギリス、フランス旅行記 3)

イギリス滞在2日目は、ロンドンの勉さんの家に余分な荷物は置かせたままにさせてもらい、サッカーのプレミアシップリヴァプールトッテナムを観るためにリヴァプールへ移動する。2年ぶりに訪れたリヴァプールは、相変わらずすたれ気味の地方都市という印象で、気候的にもその日から数日イギリスは寒い日が続くことになる。

一緒に行った友達は、試合の90分だけ満喫できればいいと思っていた僕とは違って熱心なリヴァプールファンだった。そもそもリヴァプールの試合を見に行こうと彼が言い出したことからこの旅行が実現したので、その一事においてだけでも感謝だ。試合前日に練習場に行き何人かの選手のサイン獲得、試合翌日はスタジアムツアーにも足を運ぶ。僕はキャメラマンとして、その溢れんばかりのリヴァプールFC愛に同行することとなった。

さて、試合当日は16時のキックオフに対して早めにアンフィールドリヴァプールのホームスタジアム)に着く。まず外から見ると、予想以上に小さくこぢんまりとしたスタジアムで、年季の入った簡素な箱という印象だ。徐々にサポーターが集まり出し、天気も晴れてくる。試合開始1時間前にスタジアムに入る。僕らの席はバックスタンド側の前から9列目の端っこだったが、選手がウォーミングアップに出てきたときは至近距離まで移動して眺めることができた。

16時、満員となり、キックオフ。アンフィールドにはモニターの画面も無く、純粋にフットボールを生で観戦するための場所だと感じる。サッカーと言えば日本でテレビ観戦が普通の身としては、イングランドの試合のスピード感はとてつもなく、サポーターの野太い声援の迫力もすごい。試合は前半、ウルグアイ代表フォワードのスアレスのゴールでリヴァプールが先制。スアレスと選手たちが僕らの席の近くまで駆け寄ってきた。その後は点を取られたり取り返したりの落ち着かない内容のゲームとなったが、終盤にキャプテンのジェラードが決勝点となるPKを決めて3-2でリヴァプールが勝利。

僕としては、試合の80分頃に日が暮れはじめた空に鮮明に飛行機雲が棚引いていた情景も忘れがたい。古代ローマ円形闘技場から現代のスタジアムまで、競技場の建築は内外から綺麗に空を切り取るものが多いところが好き。