Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

"DGT Bonjour."(イギリス、フランス旅行記 11)

メトロ2番線・11番線のベルヴィル駅から南西の緩やかな坂を下る方向に3分ほど歩くと、留学中にインターンでお世話になった建築事務所
DGT(DORELL.GHOTMEH.TANE/ARCHITECTS)
がある。折角パリに来たのだから顔を出したいとの旨をスタッフのまりえさんには伝えていて、小雨の降る18時頃、前と変わらずアパルトマンの2階にある事務所のドアを開けた。3人のボスには僕がパリにいることが知らされていなかったらしく、僕が事務所の中に入り顔をあわせたときは少し驚いていた。

3人ともその時間には事務所にいて、インターン生からそのままスタッフになったまりえさん、カタリーナ、フェリシティも変わりなく元気そう。事務所はいくつかのプロジェクトやコンペに取り組んでいて、エストニア国立博物館も進んでいるとのこと。などなどスタッフの人たちと互いの近況を話していたら、打ち合わせ室からリナが出てきて久々の再会。相変わらず美人!ダンは長い時間電話をしていたが、それが終わって握手と挨拶ができた。

するとすぐにまた電話が鳴り、ダンが受話器を取る。
"DGT Bonjour."
と、インターン生の間でモノマネしていたダンの電話の第一声も聞けた。

田根さんも、忙しそうにしつつもプロジェクトの内容について聞くと淡々と説明してくれた。それから僕はしばらく一人で事務所内の模型を見たりパネルを見たりして、仕事の邪魔になっても仕方ないので退出することに。帰り際にダンと「次に会うときはお互いアーキテクトだね」と話した。