Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

失われた雪を求めて 1

2014年最初の更新です。今年もよろしくお願いします。

年末年始は熊本の実家で過ごした。熊本で迎える正月は2008年以来だった。東京に戻って月曜からはまた仕事も始まった。最初の週からやるべきことは山積していたが、相次ぐ忘年会やら何やらでペースを乱した先月の反省を活かし、二つの新年会をシャットアウトしたことで、まずまずのコンディションで取り組めた。

そうして迎えた土曜日は、大学時代のサッカーサークル「スペランツァFC」の友人たちと那須塩原に日帰りでスノボに出かけてきた。早朝に大宮駅に集合し、栃木方面で仕事をしている三井が車で迎えに来てくれ、東北自動車道でスキー場へむかう。10時頃に到着、寒すぎず、天気も問題ない。

いざゲレンデへ。僕はスノボは8年ぶり2回目(サッカー弱小国のW杯出場回数みたいだ)でへたくそなので、何度も転んでは腰を打って、二日たった今でも痛みが残っているほどだ。でもそれも含めて楽しさの一部になってしまうのだから雪というのはすごい。子どもの頃と比べて土や芝や霜や雪を踏むことが全くない東京での日常だなあと寂しく感じていたので、一日たっぷり雪に触れられて嬉しかった。写真も届き次第アップしたい。

とっぷり日も暮れ、寒さがいよいよ抜き差しならぬ時間になり、スキー場を後にする。帰りしなにはリゾートホテルの温泉に日帰り入浴につかり、、、懐メロの流れる車、サービスエリアで夕食、、、こうして書いてみるといかにも定番コースで恥ずかしくもあるが、久々の友人たちと一緒に冬の休日を満喫できて、ただただ楽しかった。今回は慧が企画、みっちゃんが運転、ムーランが写真、ありがとう、ありがとう、ありがとう、そして僕だけ何もしていないぜ。三人とも変わらず元気そうで安心した。一方で、やつれ、溌剌、そんなニュアンスの微妙な変化もあった気がして、そのふわっとした奥ゆかしさを必要十分な言葉で表現したいと思うも上手いこと言えず少しもどかしい。