日曜日の夜、寮の地上階にあるカフェテリアはひっそりとしていて、本を読む僕と、明日のプロジェに向けて作業している福地しかいなかった。午前1時、その日の読書を終えて何気なく外を見ると、あっ、雪。
そして翌日の朝にはご覧の景色に。
1年を通してパリで雪は珍しいというのに、11月29日でこれとはどういうことか？ここ数日急に冷え込んできたのに加えて、「もう容赦しないぜ」とでもいうあいさつがわりか！？もっとも、さすがに雪はハッタリだったのか、朝以降はは曇りと晴れの天気になった。
あはれ今年の秋もいぬめり。この感覚が、熊本や東京で過ごしてきた例年よりも、ずっと強く重くのしかかる。
