卒業旅行
ロンドン、リヴァプール、またロンドン、ランス、パリと回ってきた卒業旅行で本当に行ってよかったと思うことは、ヨーロッパにいる知り合いと沢山話をしたことを通して、自分のこれからの将来についてのビジョンや覚悟がすごく明快になったこと。僕は母方の…
僕にとって3月は学生生活最後の休み期間だったが、パリで僕を泊めてくれた嶺文は建築学校でのディプロマ(修士設計)の最中だった。そこで学校のアトリエ(製図室)での作業風景も少し見ることができた。快適な作業環境だと感じる。因みに、僕らの通っていた…
メトロ2番線・11番線のベルヴィル駅から南西の緩やかな坂を下る方向に3分ほど歩くと、留学中にインターンでお世話になった建築事務所 DGT(DORELL.GHOTMEH.TANE/ARCHITECTS) がある。折角パリに来たのだから顔を出したいとの旨をスタッフのまりえさんには伝…
一度目は2010年の終わりに留学仲間と、二度目は2011年の夏に家族のフランス旅行に際して訪れたヴェルサイユ。しかしそのどちらとも、何より気温が寒かったという印象が強い。今回の三度目は、ついに天候に恵まれた。今回の旅行ではパリに到着して3泊目からは…
中田英寿が引退後に世界を旅している時に、食事ばかりは一人だと寂しいというようなことを話していたが、今回の卒業旅行は二人以上で食べることが多く、いつになく食事が充実した旅となった。・アンフィールドの試合前のフィッシュアンドチップス(ビールも…
15日早朝ランスを出発し、朝のうちにパリに到着。全く予想していなかったことに、自分にとって2年近くぶりのパリなのに、一瞬にして心身が街になじんで特別な感慨はまったくなかった。まずはユースホステルにチェックイン。すぐに出かけ、初めてパリを訪れる…
北フランスの雪によるロンドンでの軟禁が解け、ユーロスターでフランス入りし、リールで乗り換え、ランス(Lens)という小さな街に到着。説明臭いけれど、最近ルーヴル美術館の分館のルーヴル・ランスがオープンした。建築設計を日本人SANAAが担当し、ランド…
僕は日常的な生活圏の近所やキャンパスだけでなく、色々な場所でよく人に道を聞かれる。たとえば小金井でも京都でも、パリ14区でも聞かれた覚えがある。これは自分の中ではちょっとした誇りと喜びだ。道を聞かれるということは 1.街になじんでいて、道を知っ…
今回のロンドンは知り合いの勉さんの家に厄介になっていることは前に書いた。そのためもう一人の同居人の方、僕ら旅行者二人の合計四人でちょっとしたシェアハウス状態になって、とても楽しかった。いい意味で、旅行に来ているという気がしない。自分で毎日…
スティーブン・ジェラードのゴールも見れて思い残すこと無くリヴァプールをあとにし、また数日間のロンドン滞在が始まった。建築関係の人たちも含めた日本人のパブの集まりにも参加させてもらい、フラットで好い加減に繋がる雰囲気は留学中を思い出して懐か…
イギリス滞在2日目は、ロンドンの勉さんの家に余分な荷物は置かせたままにさせてもらい、サッカーのプレミアシップのリヴァプール対トッテナムを観るためにリヴァプールへ移動する。2年ぶりに訪れたリヴァプールは、相変わらずすたれ気味の地方都市という印…
今までいくつも旅行をしてきたけれど、自分にとって今回の新しい試みは、一枚も写真を撮らない旅行にしようということ。そもそも、カメラを出したりしまったりがいちいち面倒くさい。ブログやフェイスブックに写真をアップすることはできなくなるが、不便は…
第一声は、「また会いましたね!」だった。 予定通り16時頃、今回の旅の道連れの高校サッカー部の友人とロンドンのヒースロー空港で合流。ロンドンは小雨が降っているが、東京と比べてもそれほど寒い気候ではない。ロンドンでは現地のZ建築事務所で働いてい…