Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

北欧へ

7月1日から、2週間ほどスウェーデンとフィンランドに旅行に出かけてきます。北欧には昔から漠然とあこがれを持っていたけれど、今回の旅のテーマは、何といってもスウェーデンでグンナール・アスプルンドの建築を、フィンランドでアルヴァ・アールトの建築を…

スタージュ終了

30日でカトリーヌ・モズバの事務所でのスタージュ(インターン)も終了なので、ひとまずの総括を書き留めておこう。週5日以上で働くのは初めてだったこともあり、この2ヶ月間はきつかったというのが、最初に浮かんでくる感想だ。しかも、僕も含めて所員が無…

メゾン・カレ

今回は、僕としてはこのブログにちゃんと出てくるのが楽しみだった名前が二つ同時に登場する。建築学科の同級生で今年の2月からチューリッヒのETH(スイス連邦工科大学)に留学している岳彦が、夏休みでパリに旅行に来ていてうちに泊まっている。元気そうだ…

マレとジャズ

夏至の日にあわせて、パリでは音楽祭が開かれ、街のあちらこちらで公式に、または便乗してコンサートやライブが行われていた。リヨンの「光の祭典」然り、街のいたるところで同時多発的にイベントが開かれて、市民もエトランジェも楽しめる開放的なお祭りは…

ルーヴル・ランスのラウンドテーブル

2008年の秋のこと、ルーヴル美術館にて、ルーヴル・ランスの設計者に選ばれたSANAA(妹島和世、西沢立衛)とランドスケープのカトリーヌ・モズバを招いて、ディスカッションのイベントが催されたらしい。司会を務めたキュレーターがその時の内容を盛り込んだ…

ふたたびコンセルヴァトワール

何度訪れても面白い建築だ。 3月の日記で、「内外共に多様な居場所が用意されていて…」と好感を表した、クリスチャン・ド・ポルザンパルク設計のコンセルヴァトワール(パリ音楽院)。部外者がうろつく少し気まずいスリルも味わいつつ、今度は単純に建築の見…

ラ・ロシェル、レンタカーの旅

土日はパリからレンタカーで、大西洋岸の港町ラ・ロシェルに一泊二日の小旅行に行った。レンタカーはマニュアルだったので、僕は運転で貢献できず無念で申し訳なし。メンバーはパリから四人と、AUSMIPベルギー組のたくみも加わって五人。たくみはパリ組にす…

連休明けの金曜日

具合が悪くて休んだ月曜日を何度もコピー&ペーストしたように木曜日まで回復せずに休んでしまい、金曜日はやっと事務所に行った。久々の出勤でなんとなく緊張したので駅からの道を少しだけ遠回りした。事務所に入ると、皆でコンペの準備に取り掛かっていた。…

スタージュを休む

一週間の始まりの月曜日なのに、具合が悪くダウンしてしまい。スタージュもお休みした。昼まで家で寝込み、起きた後は郵便局やスーパーに外出したり、体調が少し良くなってきた夕方近くからはバスで学校の図書館に本を借りに行った一日だった。振り返ってみ…

コンヴァンシオン

木曜日は聖だれだれの日か何かで休日だった。ありがたい。午前は寮でこまごまとした雑事をし、午後からは何となく思い立ってローラン・ギャロス(開催中の全仏オープンテニスの会場)に行ってみた。パリの西に広がるブローニュの森の南にあり、寮からは一時…

ル・トロネとフォントネー

シトー会は、清貧、質素を厳格に守る修道生活を目指して中世に現れた修道会。日曜日にはパリから日帰りで、最古のシトー会修道院であるフォントネー修道院(1118年)を訪れた。2月の南仏旅行のメインでもあったル・トロネ修道院もシトー会なので、装飾を廃し…