Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

結婚式と手紙

10日前のこと、日本で知人の結婚式があって、僕は出席できないので、二次会でサプライズ(?)として手紙を送って読んでもらった。実は最初は全くといっていいほど乗り気じゃなくて、周りからはフランスからビデオレターを送ることなどをまくしたてられたけ…

「夜霧の恋人たち」

1968年、フランス。 監督:フランソワ・トリュフォー。 出演:ジャン=ピエール・レオー、クロード・ジャド、デルフィーヌ・セイリグ。 「夜霧の恋人たち」とはどんな映画なのか?まずシャンソンのメロディーに乗ったオープニングのシーンが素晴らしい。あっ…

先輩がやってきた

大学の建築学科の先輩で、僕が卒業設計を手伝った人がヨーロッパを今旅行していて、僕の部屋に2晩泊まっていった。国会議事堂を地下に埋めた男…。大学1年生で入学したときから縦割りのクラスが一緒だったので、かれこれ4年以上の腐れ縁だ。(腐れ縁という…

ル・ランシーの教会から(つづき)

周知のように、この一面のステンドグラスは、鉄筋コンクリート構造という当時は新しい技術によって可能になったもので、フライング・バットレスという「タネ」すらない光の壁は美しい。でも、ステンドグラスを一度括弧に括ってコンクリートの構造だけを見て…

ル・ランシーの教会から

「絶対に行くように」と言われていたル・ランシーの教会だけれど、こんなに早く行けるとは思っていませんでした。本当にパリから近いですね。 RER(郊外鉄道)の駅を降りて10分ほど通りを歩き、ちょうど15時の鐘が鳴った頃にノートル・ダム・デュ・ランシー…

土曜日の夜

土曜日の夜は、フランス語のクラスのメンバーで、飲み会というほどではないけれど集まってバーへ行った。ささやかな集まりだったけど、これが気楽で楽しかった。まず21時の集合時間にほぼ全員が遅れてきて30分遅れで8人が集まる。次に店を探すが、パリに到着…

土曜日の午後

先週から大学で留学生のためのフランス語の授業が始まった。これがいきなり大変! 日本人5人と、あとはヨーロッパからのエラスムス留学生の計15人くらいが参加していて、皆つっかえつっかえのフランス語でしゃべる。「クララ、スペインで…一番人気のあるサッ…

寮はこんなところです

1,寮はパリ市の東の端のポルト・デ・リラという場所にある。2,古い街並みではなく、近年開発されたような郊外の風景が広がる場所。たとえば、通りをはさんで真新しい公園がある。3,同じ交換留学プログラムの日本人の学生4人も同じ寮で、僕の部屋で一緒に夕食…

お墓まいり

パリに着いてから最初に行く場所は、モンマルトル墓地にあるフランソワ・トリュフォーの墓だと、ずっと前から決めていた。フランソワ・トリュフォー(1932-84)はフランスの映画監督、代表作に「大人は判ってくれない」「突然炎のごとく」「アメリカの夜」な…