Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

先輩がやってきた

大学の建築学科の先輩で、僕が卒業設計を手伝った人がヨーロッパを今旅行していて、僕の部屋に2晩泊まっていった。国会議事堂を地下に埋めた男…。大学1年生で入学したときから縦割りのクラスが一緒だったので、かれこれ4年以上の腐れ縁だ。(腐れ縁という言葉は結構好き。)

僕たち留学生は大学で授業のガイダンスが始まっていたのであまり一緒に行動できなかった。それでも、日本から旅してきた知り合いが訪ねてきてくれるのは素直に嬉しいものだと、当たり前のはずのことだけど感じた。
就職が決まって、学生時代最後の夏休みにヨーロッパを長期旅行しているM2という先輩の存在は、1年間の留学という自分の置かれた立場を改めて意識させてくれるもの。それに、フェイスブックの便利さを存分に享受している今の状況にあって、直接人に会うことがなにやらすごく貴重なことのようにも感じた。フェイスブックというのは、便利さと同じかそれ以上の分だけ、直接会えない苛立ちをかきたてるものだから。

パリに着いて3週間が経って、まだ特に日本が恋しい気持ちはないけれど、先輩と色々話をしてその日の夢に製図室の仲間たちが出てきたことを一応ここに書いておこう。