Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

マレとジャズ


夏至の日にあわせて、パリでは音楽祭が開かれ、街のあちらこちらで公式に、または便乗してコンサートやライブが行われていた。リヨンの「光の祭典」然り、街のいたるところで同時多発的にイベントが開かれて、市民もエトランジェも楽しめる開放的なお祭りは心地いいな、と思う。

僕はスタージュが7時半に終わってから、マレ地区に向かった。マレはかつての貴族の館が多く残り、ブティックや、ゲイ&レズビアンのショップなどが多いおしゃれな地区。ユダヤ人街でもある。

貴族の館らしき建物の庭が開放されて、ジャズのライブが開かれていた。いやーよかった。すてきな時間だった。10時ころまで日が暮れないまろやかな空気に陽気なアンサンブルが響いて、老若男女みなみな音楽の調和のなかに入ってゆきます。

写真の左端に写っている子が個人的に前半部の影の主役で、曲に合わせてノリノリで踊っていた。あと10年後、いや5年後か、今度は彼が舞台の上に立っていてほしいですね。