Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

風光絶佳(イギリス旅行記 11)


今日は朝早く目が覚めた。午前は宿の周りを散策する。昼からバスでウィンダミアの町へ行く。町を少し歩いてから店に入り、昼食をとる。本日のスープ(マッシュルームだった)とマキアートが美味しかった。

それから近くの小高い丘オレスト・ヘッドに登る。頂上に着くと、ちょうど曇りだった空に晴間が出た。360度にわたってなだらかな山々や入り組んだ湖が見晴らせる、絶佳の風景が広がっている。さらに羊を囲う塀やウィンダミアの小さな町、湖には船も多く浮かんでいて、これらはこの地域の自然が人の営みと優しく融和するものであることを示している。僕の他にも年配の夫婦など何人かが頂上で時を過ごしていた。

ウィンダミアに戻り、近くの町ボウネスにも足を延ばしてみる。ここは湖に出る船が多く発着する湾があり、にぎわっている。夕方が近づき、少し迷ったのち、宿までの4マイルほどの道のりを徒歩で帰ることにする(1マイルは約1.6キロ)。整備されたフットパスではないが、湖もよく見え、羊たちの横を通りつつ、一歩一歩帰り道をゆく。

さて、夜に少し外に出てみると、晴れているが星はあまり多くは見られない。というのも、月光による影ができるほどに満月が白く輝いていたので。