Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

プロジェの学生たち

同じプロジェを履修している学生は20人ほどで、国籍はさまざま。ただ作業内容に関しても先生のイニシアチブが強いので、分析のアウトプットは皆似たり寄ったりだと感じる。「面白い」ことに至上の価値が置かれている感もある日本の建築学科とは少し違う雰囲気がある。それから、この20人を見る限りでは、日本の学生のほうが色彩感覚やレイアウトのセンスはずいぶん上だ。

あと、先生が講義形式でしゃべっているときは皆熱心にメモを取っているが、それぞれの学生の説明に対しての先生のコメントはあまりメモしていないな。などなど、留学生として、細かな違いや違和感もちゃんと言語化していく意識でその場に身を置いていこう。


20人いれば、なんとなくグループに分かれるもの。僕が特に仲良くなったのが、ヴェネツィアから来たルカ、スロベニア人のドゥマン、ジーン・セバーグみたいなショートカットのパリジェンヌのヴィクトワール。

特にヴィクトワールは去年1年間日本に留学していて、日本語が(僕のフランス語の練習の妨げにならない絶妙な程度に)ほんの少し話せる。そして本当に親切にしてくれて助かる。毎週金曜日のプロジェで自分のアナリシスをプリントして掲示するために、前日の木曜日にそれに添えるフランス語の文章をヴィクトワールに添削してもらう、ということが習慣になった。

最後に、プロジェの休憩時間に撮った写真を。左からヴィクトワール、ルカ、ジュリアン(ヴィクトワールの彼。プロジェは違う)、ドゥマン。ドゥマンは後ろ姿しか写ってないけどイケメンです。