Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

仕事はじめ

先週から月曜、火曜午後、水曜の週3日インターン(フランスではスタージュという)で働き出した。一応給料ももらえる。

Dorell.Ghotmeh.Tane / Architects-DGTという事務所で、ボスはイタリア人(後日訂正:イタリアとイスラエルのハーフ)のダン・ドレル、レバノン人のリナ・ゴットメ、日本人の田根剛さんの3人だ。田根さんは31才。わっ、若い!スタッフはフランス人、日本人など4人。それとインターン生が数人いる。今までも留学に来た日本人がけっこう働いたようだ。

生活はとたんに忙しくなり、学校のプロジェとの両立が大変になりそうで不安だ。自信はない、気負いはある。逆ならいいんだけどね。でも、大学の卒業式後の謝恩界での千葉先生の言葉「目先のチャンスを大切にせよ」を思い出してひとつ背中を押されたこともあり、まあやってみるか、という感じだ。

それに学校に通うだけでは時間が空きすぎるし、先代から言われているようにラ・ヴィレット建築大学は学校に全てを懸けられるほどの魅力はない。おもしろきこともなき留学(よ)をおもしろく…するにはインターンが手っ取り早いと思われたのだった。インターンに行ったからといっておもしろいかは分からないが。


事務所は中国人街のベルヴィルにあり、寮からは近い。ちなみにパリにある建築事務所の多くがこの近辺11区あたりに集中しているらしい。その点では東京の青山みたいだが、青山にしては汚くて治安悪しである。フランス建築界のエース、ジャン・ヌーヴェルの事務所もすぐ近所にある。

ダン、リナ、田根さんの3人でそれぞれプロジェクトを分担していて、僕は田根さんを手伝うことになった。実に意外なプロジェクトにあたったのだが、それはまた次回。


(事務所HP
http://www.dgtarchitects.com/news.php?ln=en&sub=2009#2より)