新学期
3月になり、またパリでの日常が始まった。もう半年が経ち、留学期間も完全に半分を過ぎてしまったではないか。すえ恐ろしい。
今日は新学期の最初のプロジェ(設計課題)に出席した。よかったことは知り合ったヴィクトワールがものすごく可愛かったことくらいという先学期のプロジェのつまらなさはトラウマになっているので、今回はフランス人学生の意見を参考に手堅く選んだつもり。担当のゴダン先生はラ・ヴィレット建築大学の先生の中でも有名な建築家で、教育は典型的なフランス式、つまり悪く言えば堅苦しいらしい。たしかに、課題のタイトルからしてEdifice public、「公共建築」だ。
しかし初回から時間通りに教室に来て、課題内容もプリントで配り、きちんとしているという第一印象だった。日本なら当たり前ではないかと思われるかもしれないが、こっちでは感激ものだ。今回は福地とまりちゃんも一緒のプロジェで、知り合いのエラスムス留学生も何人かいる。まあ、あまり期待しすぎずに取り組んでいこう。
パリも少しずつ暖かく、日も長くなってきている。心機一転過ごしていければいい。