Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

家族のフランス旅行

つい先日まで、家族―父、母、弟の三人―が日本からパリに来ていた。僕は彼らの旅行を案内した、いや、させていただいたと書こう。

基本的にルーヴルや凱旋門などの観光名所をまわっていて、それでは僕たちのパリでの生活とはあまりオーバーラップしないのでその点は残念でもあった。しかし、ノートルダム大聖堂。あれだけは別だ。文字通りパリの中心に構え、幾度となく目に触れ、一年間のハイライトとなったノートルダム

僕が参加した中では、ロワール地方の古城めぐりのガイドツアーが意外に面白かった。移動の段取りから現地での行動まで、せわしなく引率されるがままに何も考えずに済んでしまうのは問題ではあるが、それはわりきるとして。古城も正直たいしたことはないなと思ったが、日本人ばかり何十人も集まっている中に身を置くのは本当に久しぶりで不思議な気分だった。AUSMIPの先輩によく似たかわいらしい新婚(?)さんと、ポール・ニューマンばりに格好良くお洒落な初老の紳士が印象深かった。


シャンボール城とガイドツアーの人々。

家族は旅行を満喫したと言って帰国の途についてくれたのでほっとしたが、僕は具合が悪かったのに加えて風邪を引いてしまい、家で休んでいて一緒に行動できなくなった部分も多く、自分のバイタリティのなさに失望を感じもし、日本に帰ったら病院に行ったほうがいいかなとも思った。