グラデーションナップ

このブログのタイトルを変更しました。といっても特に深い意味はなく、帰国したついでの、ほんの気分転換です。あと、もとのタイトルでは、フランス語のeの上に付く点（＝アクサン）が表記されないこともあるようなので。

4年生の冬学期に、家具デザイナーの先生と照明デザイナーの先生に特別講師を務めていただいた、アーティスティックな授業があった。「グラデーション」をテーマに詩や写真に取り組んだり、グループで「グラデーションを楽しめる浴室」を作ったりする。gradation napは僕たちの班の浴室のタイトルで、先日久々に写真を見つけて懐かしくなったこともあり、ブログの新タイトルに採用した。

今は他にも、家の中のものを整理したり、捨てたり買い換えたりして、身の回りをシンプルにしようとしている。もともと僕は物を大切にするほうだと思うが、裏を返せば不必要に物がたまっていきがちになっていたふしがある。
けれど留学中の家では物が少なく単純明快。それでも不便は感じなかった。さらに、パリで一年間暮らしたことで、東京の家は通過点にすぎないことを得心した。これは大きなことだ。

かくして生活の全般を再構築しようとするのが今の目標。カナシイことに清清しく晴れ渡った爽やかな気持ちになっているわけでは全くないが、志（こころざし）は持っているように頑張りましょう。