Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

光永会

卒業設計にウワァーッと取り組んでいた頃から早二年がたった。文字通り半径数メートル以内の席の人たちをはじめ、周りにつくづく恵まれていたと思う。当時からそれがわかっていたので、最後の結果によってそれまでの過程がスポイルされることがないようにしたい。そういう思いでやっていた。この感覚は熊本のコケイ塾で浪人していた年の秋冬にとてもよく似ていた。

僕を手伝ってくれていた当時の3年生の二人は今、ミュンヘンリスボンにそれぞれ留学中。そして、当時の2年生の二人が今や4年生に成長し、卒計の真っ最中だ。そんな二人と大学の近くで久しぶりに夕飯を食べることに。いつしか光永会と名付けられ、先週で第2回目を迎えた。最初は洋食、次が韓国。

一丁前にアドバイスなんてしちゃって、オレも偉くなったもんだ。スケジューリングなどの参考になればと思って、当時使っていたスケッチブックを持っていって見せたら、結局貸すことになってしまった。人の恥部だが、お世話になった後輩のためなら仕方ない。「卒業設計とは何か。私は言う。それは非常に恥かしいものである。」

光永会は続けたいよいつまでも。