Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

グループリーグのように

大学院卒業のために必要な単位数は既にクリアしていて、あとは修士論文を提出するだけだ。にもかかわらず、この期に及んでまだ授業をとらなければならない。インターン関連科目というものの単位を揃えるためだ。

一級建築士の試験を受けるには2年間の実務経験が必要なのだが、学生時代に事務所でのインターンを含めたいくつかの指定科目の単位を取ることで、実務経験1年分に相当するという謎のルールがある。この単位の組み合わせがややこしい。僕には複雑すぎるが、なんとか少しずつ単位をとってきた。サッカーの国際大会で、勝ち点のせこい勘定を考えながら戦うグループリーグみたいに。

留学中のインターンも、この単位として認められる。DGTには48日、カトリーヌ・モズバの事務所には42日勤務したらしい。ところが!カトリーヌの方はつい先日報告書を提出したが、インターン完了から一年以内に報告書を提出するというルールを見落としていて、DGTでのインターンが単位にならなかった。それで、来学期にまた何かしらの講義をとらねばならない。

DGTでも十分多くの大切な経験ができたから今さら機械的な単位までいりません、というのが情緒的な思いではある。記録には残らないが、記憶に残るスタージュ。…などとかっこつけている余裕は果たしてあるのか、わからないが。

右はOK、左は時間切れ。