Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

風邪とダルビッシュ

くし切りにしたリンゴの変色を防ぐには塩水よりもレモン水に浸けるほうが良いと何かのテレビでやっていたので試してみたらその通りだった。

台風がやって来たり、暑かったり寒かったり、季節の変わり目の不安定な気候にあって、軽い風邪をひいてしまった。今夜行くはずだった飲み会も無念の欠席となった。ただ、体調が悪いからといって作業の能率が落ちたりは意外にしない。……

ダルビッシュが甲子園センバツ大会で熊本工業高校を相手にノーヒットノーランを達成したとき、インタビューで「調子が良すぎたので途中から落とした」と言っていたことをよく覚えている。ダルビッシュとは比べ物にならない小さな存在の自分にも、高校の頃のサッカーの試合で思い当たる節がある。

風邪でかなり具合が悪かったのだが、意外にいいプレーができた。それは「身体がだるいから一滴も無駄な汗をかきたくない」という気持ちによって集中力が高まり、丁寧なプレーにつながったから。逆に調子が良すぎると、奪われたボールを追いかけるのもきつくないので、プレーが雑になることもあった。精神と肉体のバランスは思ったより微妙だ。

もちろん具合が悪すぎては困る。けれど、体調が悪いことを受け入れた上で、できるだけのことをしようという開き直った心持ちになれるような、適度な悪さ加減が実はいいのかもしれない。だましだまししのいで済ましていくことにかけては、時が経つごとに上達してきた気がする。今回の記事も、少し喉が痛い中、短時間でエイヤッと書くことができたし。