偽悪的に、シニカルに…

先日、来年から勤務することになる会社の内定式があった。5月の内々定式以来、来年からの同期一同が久しぶりに会した。「この人たちと来年から一緒に働くんだなぁ」と、改めて刺激を受けた。その一方で、内定式のスケジュール自体は形式ばったもので、皆スーツ姿で緊張の面持ち。まあ普通はこんなものなのだろう。

お昼前に会社に集合し、皆で近くのレストランにて昼食。その後、会社の手がけたいくつかの物件の見学に連れられる。「どや、どや」と言われている感じであった。

夜には入社一年目の先輩方が飲み会を開催してくださったので参加。内定式を解散してから夜の集合時間までに数時間空いていたので、家が近い僕は一旦帰宅して私服に着替えてから赴いたところ、他の内定者は皆スーツのままだった。（ちなみに、普段の勤務は特にスーツ指定ではありません。）

先輩方はわりと会社の内輪の話で盛り上がる。学生の僕たちは、ある人は落ち着いて振る舞い、またある人はとりあえず話の輪に加わって、タイミングを見計らってかすかに引きつった笑いで同調していた。自然と、大学に入学した当初の新歓の飲み会を思い出した。デジャブ（既視感）たっぷりー。

と、わりと偽悪的にシニカルに書いてきましたが、嬉しいことに同じ部署の同期の人たちとはだいぶ打ち解けてきたし、来年からを楽しみとして、学生生活の残りを過ごしていこうと思います。