Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

Reunion

留学中にインターンに通っていた建築事務所DGT共同主宰の田根剛さんと、一昨日の日曜日、久しぶりに再会した。東京で行われた建築関連のトークセッションのイベントのパネリストとして田根さんが招かれていたので、聴きに行ったのです。田根さんだけでなく、DGTつながりの何人かの知り合いもたまたま来ていて、久々に顔を合わせた。皆元気そうで何より。

パネリストは他に有山さん、辻さんという若くて面白い活動をしている人たちで、モデレーターにオンデザインの西田司さんという顔ぶれ。トークの内容の受け売りをここで羅列しても仕方が無いけれど、例えば「建築家は考えることはかなり上手だけれど、物を作るのは実は下手だということに自覚的になったほうがいい」など、僕にとって新鮮に感じる意見が沢山あり、熱い議論が交わされて刺激的だった。

そして幸運なことに、イベント後、同じ建物内のカフェにて、パネリストの方々を交えてのアフタートークにも参加することができた。写真はイベントのFacebookのページにアップされていたものです。気付けば2時間ほどいただろうか、西田さんと田根さんを中心に、建築をとりまくビジネスの仕組みや制度、その日本とヨーロッパの違いについての話など。そうした話題なので、僕は直接話に加わる機会は少なかったのだが、自分なりに話を受け止めようという意識でいたし、建設的な情報交換が行われているなと思いながら楽しく聞いていた。

DGTでは仕事そのものからはもちろん、ボスやスタッフやインターン生たちとの会話や雑談から得たものがとても大きかったと思っている。そうした点からも懐かしい再会だった。