Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

さすがにバタバタ

帰国から一週間が経ったが、まだ時差の影響か、朝の普通の時刻に起きる日と昼過ぎまで寝倒す日が交互に続いている。一方、この一週間で、
・お芝居
建築学会の優秀修士論文賞に応募
・修了式
・引っ越し
と、さすがにバタバタした日々を送っている。

お芝居は、前回書いた通りとても面白かった。修論賞は折角だから応募した。研究室の先輩方も毎年応募している人が多く、昨年の先輩の一人は受賞者に名を連ねた。さすがである。

修了式は特にこれといった感慨もなく、ロンドンとパリでのいくつかの再会の前に霞んでしまう格好となった。もちろん、研究室をはじめ大学生活で学んだことは計り知れないが、どうも東大生は全体の傾向として良くも悪くも冷たく、ウェットなセレモニーには不向きだと感じる。

そして一昨日社宅に引っ越した。これは段取り力や生活力が向上したのか、わりとすぐに生活の基盤が整いそうだ。社宅は建物と家賃は文句はない。ただ、ちょうど先日の記事でロンドンのノッティングヒルを「経済力不足の者を寄せつけないような閉鎖的な気取った高級感とは違う」と称賛したが、社宅の立地は、経済力不足の者を寄せつけないような閉鎖的な気取った高級感の漂う場所であった。他に場所はなかったのかと言いたいが、まあ慣れていくしかないだろう。

ところで先ほど地下鉄で出勤途中の、バイトしていた建築事務所CMAの所員さんに偶然会った。CMAもDGTもカトリーヌの事務所も、小さなアトリエ事務所でのバイトやインターンが多かった僕としては
「(4月からの会社について)アトリエ気分で行くと、カルチャーショックもあると思います」
「それはあるだろうねぇ」
これも、まあ慣れていくしかないだろう。