Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

個人的で直接的な、、、

明日4月1日が最初の出社日で、晴れて社会人となるが、このブログは続けていこうと思う。もっとも、環境が大きく変わるため、同じように書いていけるかはわからない。

まず、書く時間がとれるか。これはよほど忙しくない限りは工夫すれば作ることができるはずだ。次に、書く内容があるか。こちらの問題のほうが予測がつかない。学生の頃からブログを書いていても社会人になると書く内容がなくなってきた、という知り合いもいる。

というわけで、それなりの軌道に乗るまでは探り探りやっていくことになると思うが、ここでは自分自身のためにもブログの基本姿勢、もっと言えばコンセプトを確認しておこう。


1:機嫌の良さを失わない

僕の何人かの知り合いも含めて、海外留学中は日々の新鮮な感動を綴っていたのに、帰国と共にブログをたたんだり、めっきり更新が減ったりする場合が多い。そしてまた、読むに耐えない悪文に堕していく人も。日本に帰ってきて自分にも周りにも何とも言えないいらだちを感じる気持ちはわからなくはない。でも、小林秀雄によれば、「批評とは実は何よりも誉めること」だとか。書き手本人は客観的な批判として書いているつもりでも、えてして感情的な非難に過ぎない場合が多い。そういう文章は避けたい。


2:個人的で直接的な経験

これはブログに限らず生活全般にわたって大切にしていきたいことだ。僕にとって、会って・話して・見ていて・聴いていて・あるいは読んでいて素敵と思える人は、その人自身の視線で透視した世界のレントゲン写真を見せてくれるような人たちだ。それは個性とかスタイルがあるとかいう言葉で言い換えることもできるかもしれない。ただ、どうすればそうなれるかは未だハッキリは分かっていない。どうも表面上の経歴とは直接関係は無さそうだが。

口笛はなぜ遠くまで聞こえるのか?それはハイジのおじいさんが教えてくれる。
本当の幸せは?それは壊れかけのレディオがたぶん教えてくれる。
その他のことは今やたいていグーグルが教えてくれる。
おじいさんもレディオもグーグルでも知らなかったことを書いていければいいと思う。