Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

たとえ社会が広がっても…

早く建築の仕事をしたいのだけど、研修は続く。今週はビジネスマナーなどのカリキュラムで、小学生のようにみんないっしょに言葉遣いの練習などをした。他社の人から電話が来たという設定のロールプレイングではちょっと遊んで
「OMAニューヨークの重松です」
「OMAニューヨークの重松さまですね。いつもお世話になっております」
なんてやりとりもあったが。

社会が広がると、えてして世界は狭くなる。これは社会人に限った話でなく、あらゆる段階に当てはまる気がする。幼稚園から小学校、小学校から中学校。社会というものの、人間を一定の偏差におさめようとする見えない力に対しては、順応しつつ対抗意識も忘れずにいたい。

たとえばサン・テグジュペリはたぶんそうしたことを看破していたのではないかと思う。あのころ彼女たちは、何か宇宙的なあるものに関与していたのであったのに。

これから仕事をしていくなかで、自分の関係する社会と世界の両方をおし広げていける人になれるといい。また、そのお手本となるような素敵な人を身近に見つけられれば、とても嬉しい。