そろそろバテてくる時期だ

新生活が始まって1か月半、予想通り、少し体調を崩した。予想通りというのは、2年前にカトリーヌの事務所でインターンで働いていたときも、やはり1か月半ほどで体調を崩して寝込んだ時期があったから。新しい環境からくる気持ちの張りや戸惑い、また仕事以外の時間の充実（これにはメリットとデメリットがある）もあの時と似ていた。

ただ今回は、数日前に作った明らかに悪くなっていそうなカレーを、温めればまあ大丈夫かと思って食べたところ腹下しを起こしてしまったという、何ともしょうもない理由での体調不良である。「のだめカレー事件」もかくのごとしだったのかと、木曜の夜から金曜にかけて苦しんだ。

というわけで金曜日は午前中は内科の病院に行き、薬をもらって午後から会社へ。この日は一級建築士試験対策の法規編の講義だった。午後から遅れて会場に入ると、社外から招かれた少し長髪の男性の講師の方が、予備校の先生のように熱弁をふるっていた。「これがまず、この表の読み方の一番はじめの基本カナァ、、、じゃ次ネ。」「あくまでも35mをつないでいくという考え方カナ」などなど、覇気とスピード感のある講義だ。夕方に講義が終わってからは２時間ほど仕事をして帰宅。

そうして一晩しっかりと寝て、ある程度まで回復した。カトリーヌのときよりは体調の立て直しも早くできそうだ。気持ちや行動の手綱を締めたり緩めたりの加減はいつまでたってもなかなかに難しいケド、それでも経験とともに上達していくものだと思いたいカナァ。