8月の簡単なまとめ

久しぶりの更新になるが、8月は全体的に充実していて、良い意味でブログを書く暇がなかった。

まず会社では、担当物件の仕事をこつこつと進めている。某高校の新校舎の設計で、今は基本設計の段階。高校の先生方との打ち合わせを重ね、潜在的なものも含めて要望を聞き出し、建築の形にまとめていく。こうした実にまっとうなプロセスを踏む仕事に馴染めてきているのは良い傾向だ。

また、このブログで取り上げるのは初めてだが、この5月以来会社の仕事とは別に友人と取り組んでいた、世田谷にある小さなジュエリーショップの改装が、8月15~18日の4日間の自主施行を経て（ほぼ）完成した。しかしながらまだ必要な作業が残っていて、最後まで気は抜けない。この「ジュエリーガリカのリノベーション」ついては、また改めて何回かに分けて書いていきたい。今は執筆準備中。

高校もジュエリーショップも、どちらも建築を作れる機会を得られた幸運を噛み締めながら取り組むべきだろう。いくつかの建築事務所でのインターンや色々な人たちから話を聞くなかで、プロジェクト中止、悪魔のようなクライアント、どうしようもない不運、喧嘩別れなどの話はざらにあるのだから。