Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

白熱のボーリング

昨夜の楽天日本シリーズ制覇はテレビで見ていて感動しました。今年の5月の連休に訪れた南三陸のさんさん商店街も幾度か中継に映り、なんとなく「東北に行ったことがある」という以上に、まさにピンポイントで自分の訪れたことのある復興商店街の簡易な建物で心ひとつに応援している人たちを見ると、感情移入のとっかかりもより確実なものになり、なぜだかこちらまで勇気づけられる気がした。

さて、「世紀の一戦」にはおよばないものの、先週金曜(日付では土曜)の夜に自分にとってエキサイティングだった戦いが、学生時代にバイトしていた建築事務所の所員さんたちの集まりに呼んでいただき、何年ぶりにプレーしたか分からないほど久しぶりのボーリングだった。

金曜の24時に渋谷に集合。所員さん、元所員さん、元バイトの人々が9人ほど集まり、平均年齢は30才前後。1ゲームごとに5人と4人のチームに別れて団体戦を競い合った。久々に会った人同士も多かったけれど、旧交を温めるといった雰囲気よりは、目の前の一投に一喜一憂、誰かがスペアの後にガーターでも出したら一同は喜怒哀楽の坩堝と化した。結局、朝の5時頃まで食べ物も食べず、お酒も多少の缶ビールくらいでゲームし続けた。ちなみに僕はボーリングは得意でないようで、スコアは100を越えるのがよいところ、という体たらく。

ところで前日の木曜夜には、自分は行けなかったが、会社の同期(20人ほど)の飲み会があった。たて続けに組織とアトリエの設計事務所の集まりがあったわけだが、本当に同じ建築関係の職種なのかと思うほど、集合時間、服装などのもろもろの違いが際立っていて象徴的であった。特にボーリングのほうは、「株式会社MJ設計2013年度入社!」なんて名前もなく、何とも弱っちい繋がりであることよ、と思うけれど、一方である種の柔らかな強さみたいなものも感じるのです。