Weekend Note

2010年ブログ開設。日常、建築、旅行などについて書いています。

発光地帯から一歩ふみだす

今月は日々の仕事やら勉強やらですっかり余裕がなくなって剣呑だ。連休明けの次の週には、自覚はあまりなかったが疲れが出たのか、具合が悪くなったりした。ううむと横になって休んでいると取り留めのないネガティブな考えが頭の中で循環しだして、『発光地帯』に何となく今の気分にしっくりくる文があったなあと、本棚をから取り出してみる。探していた一節

「…ベッドに入ってアイスノンだけが安らぎで、ってこんな生活が当たり前でこのような生活で全然かまいません、とはまったくもって思えない日もあって、…」

が見つかって、何となく慰められた気がした。でも、こんなささやかな言葉だけが安らぎで、ってこんな生活が当たり前でこのような生活で全然かまいません、とはまったくもって思えない日もあって…と無限ループが続きそう。

人によるのだろうけれど、気分というのはすぐに澱みがちになるのは不思議だ。あと、リフレッシュという言葉があるけれど自分はもともとフレッシュなのかもわからない。まあいずれにせよ、気分を明晰に保つ方法をもっと会得したいのだが。信州やヨーロッパのように空気がカラッとしていたらやっぱりよいな、と先日松本に行って思った。それほど空気に恵まれていないのならばと、先ほどえいやとジョギングにでかけ、その勢いで久々にブログを書いている今である。

最近いよいよ一級建築士の試験が迫ってきて、過去問にチャレンジしても全然わからず、だいぶプレッシャーだ。大学や大学院の受験や卒業論文等々でも、無事に通過できるとは夢にも思っていなかったし、そんなことは自分の想像力から最も遠いところにあったし、それを通過できたのは運と周りの人々のおかげだと思う、というのが正直なところなのだった。ちなみにベストセラーになった『リーン・イン』によると、こうした考えの傾向は女性に多いのらしい。まだ運が尽きていないことを祈るのみ。もちろん、せめてグッドルーザーを目指して、いつだって努力はするけれど。